東京から野口晴胤先生が来られ、平均化体操の会が大阪の吹田メイシアターで開催されました。
今回は説明や進行がとても丁寧で、理解も、からだへの落とし込みも以前よりは進んだと思います。
人が動くとき、からだの中では働きやすい処と、働きにくい処があります。
からだは無意識に偏って使われており、からだの偏り運動があります。
同じところばかり使われることで、疲れがたまったり、動きがバラバラで力が出しきれなかったりします。
しかし、意識して「ここを使わぬようにしよう」「ここを使って運動しよう」と偏りを変えるのは難しく、咄嗟になるといつもの癖がでます。
鍛えようと思って運動しても、得意な処ばかりが鍛えられてしまう。
そこで、働きにくい処を浮き彫りにし、自覚させる、目覚めさせることで、無意識の偏り運動が平均化します。全身が連動し、協調して働きます。へびが腰痛くなったり、猫が肩こったりしないのは全身が連動し強調して働くからです。
この上の図は平均化体操をして、出てくる姿を描いてみました。
全身に隈なく力がゆきわたっている。この状態で、立ち上がってみる、いろいろ動いてみる。
からだのどこに緊張を感じるか、どこが浮き彫りになっているかを内観する。
いつもバラバラなからだの動きが、連動して動く。
このことは凄く大きな可能性があると私は感じています。
続けていくともっと分かると思います。
参加してよく分からなかった人も、どこかの枠に押し入れちゃった人も、今一度思い出してやってみてほしいです。
もともと偏り運動が人間にはあって、さらに現代はからだの一部分しか使わなくても生きていける社会なのだから、なおさら必要と感じる。野生の生き物のような、先住民族のような、子供の頃のような、現代の我々がなくした「生命の美しさ」を少しでも取り戻すこと。願いでもあり、答えでもあるように思う。

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